7人目ーモハメド・アリ(1942~2016)ー現代アメリカ史の一側面が見えてくる可能性

正直、私は、特にこの方を語るネタを、一切持っていません。また、つい最近までご存命の方なので、評価も難しいです。ではなぜ、ここであえて取り上げたかというと、これからの研究に期待しているからです。彼を取り上げた研究がさらに深まれば、アメリカ史の一側面が、分かりやすく生き生きと描くことが可能なのではないかと、勝手に推測しているからです。

 

もちろん、膨大なアメリカ史を、一人の人物に収斂させてしまうのは、危険なことだと思います。でも、彼は、節目節目で、興味深い選択をしたと思います。彼を通してアメリカ史を見ることは、いわゆる、大統領だとか経営者だとか、エリート層の研究では拾いきれない、アメリカ史の一側面を拾い上げることに繋がるのではないかと、一方的に考えています。

 

そうでなくても、彼の生き方には、1人の人間として、畏敬の念を持っています。彼の反骨精神?は見習いたいものだと願っています。臆病者の私には無理でしょうが。