読書ノート
「はじめにー少女小説って何ですか?」 10代前後の少女が主人公の「現実に即した」リアリズム小説 児童文学であると同時に、よき家庭婦人を育てる「家庭小説」と呼ばれるジャンルに入る 要は、良妻賢母製造ツール しかし、それらを与える「大人」たちの思惑…
「3 ヴァナキュラーな価値」より ようやく、著者の言う、「ヴァナキュラーな領域」の意味がわかってきた。頭の出来が悪いな。 コロンブスよりも、カスティーリャ王国(大雑把に言うと、今のスペインの母体)にとって重要な人物を取り上げていた。コロンブス…
0 はじめに 正直、この本について、読書ノートを作ろうとは思っていませんでした。ウクライナファンとしては、必読の本だとは思います。この本以外に、ウクライナについて扱った、入手しやすい入門書がなかなか見つからないからです。ただ、いわゆる概説書な…
0 はじめに このシリーズ2回目です。取り上げるのがこの評論とは、正直高いハードルです。井筒先生(勝手にそう呼ばせてもらいます)の思想そのものが難解なのに、それを評論した書物を理解しようなんて、おこがましいにもほどがあります。 確かに、450ペ…
「読書ノート」というカテゴリーを作ろうと思っていました。最初は何にしようか?という考えがあったのですが、本書に決めました。展覧会を観に行ったこともあって、個人的にブームが来ています。何より、「怠惰な私にとっては」新鮮な情報が多かったからで…