【ユ】8人
由井正雪(1605~51)江戸前期の軍学者。浪人救済を掲げ反乱計画するも密告に遭い自刃。
ヴィクトル・ユゴー(1802~1885)仏の詩人・小説家・劇作家。本国では詩人として有名。
ユスティニアヌス1世(483~565)ビザンツ帝国皇帝。軍事・産業保護・中央集権化など。
夢野久作(1889~1936)小説家。怪奇性と幻想性濃い作風で有名。多才で詩・短歌も。
ユリアヌス(332~363)古代ローマ皇帝。内政充実も異教信仰を進めた「背教者」。戦死。
フィン・ユール(1912~89)デンマークの建築家・家具デザイナー。
カール・ユング(1875~1961)スイスの心理学者・精神病理学者。米で精神分析普及。
たぶん最小派閥ですが、1人1人は大きな業績を残した方が多いですね。最近、時代劇や大河ドラマで、悪役を担ってきた人物の評価の見直しが始まってきています。でも、由井正雪は、永遠に悪役なんでしょうね
【ヨ】15人
楊貴妃(719~756)唐朝の宮女。玄宗の寵愛を一身に受ける。安史の乱で逃亡中に殺害。
雍正帝(1678~1735)清の皇帝。父康熙帝の事業を整理。内政充実を図り、最盛期を確立。
煬帝(569~618)隋の皇帝。南北統一を成し遂げる。大事業・外征を展開。部下に暗殺。
横井也有(1702~83)江戸中期の俳人。軽妙洒脱・滑稽・諧謔性で独特の作風。
横溝正史(1902~81)小説家。探偵小説にこだわり『金田一耕助シリーズ』空前のヒット。
横光利一(1898~1947)小説家。錯綜した人間関係を心理的側面から描き「新感覚派」。
与謝野晶子(1878~1942)明治・大正の歌人。女性的で浪漫的な短歌で『明星』の中心。
与謝蕪村(1716~83)江戸中期の俳人・画家。芭蕉を敬慕し俳諧を中興。画家でも高名。
吉川英治(1892~1962)大正・昭和の時代小説家。職業を転々とした後人気作家となる。
吉田兼好(1283?~1350)鎌倉時代の歌人・随筆家。神職の家出身。出家後『徒然草』著。
吉田竜夫(1932~77)アニメ原作者。タツノコプロ設立し、アニメ界に多大な貢献。病死。
吉野作造(1878~1933)大正・昭和の政治学者。大正デモクラシーを理論的に主導。
吉屋信子(1896~1973)大正の小説家。キリスト教的理想主義に貫かれた作風で流行作家。
ヨハネス=パウルス2世(1920~2005)ローマ教皇。初の東欧出身。生前から敬愛された。
個性派揃いですね。もちろん、私が大好きな金田一耕助シリーズの生みの親、横溝正史先生がいらっしゃいます。あとは、雍正帝に着目ですかね。父康熙帝と息子乾隆帝に挟まれて、やや影が薄いんですが、もし私が中国史、それも清の時代を研究するならば、彼の時代だと勝手に思っています。